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人気のオンラインストレージサービスを徹底比較! Google ドライブ、One Drive、Dropboxの違いとは?
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昨今、データを社外に保管する機会は増加傾向にあり、オンラインストレージサービスを利用する企業が増えています。しかし、市場には様々なオンラインストレージサービスがあるため、どのサービスを選択すべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、代表的なオンラインストレージサービスである「 Google ドライブ」「 One Drive 」「 Dropbox 」の3つについて、各サービスの概要とともに、それぞれの機能や価格などをわかりやすく比較します。
目次
Google ドライブとは?
Google ドライブとは、 Google 社が提供するクラウド100%のオンラインストレージサービスです。ファイル形式を問わず、どのようなファイルでもオンライン上に保存することが可能です。プレビュー機能には一部制限があるものの、イラストレーターやフォトショップを含めた、ほとんどのファイル形式に対応しています。
また、 Google ドライブには Microsoft の Word 、 Excel 、 PowerPoint と互換性があるファイル作成機能が搭載されています。そのため、 Office ファイルを Google ドライブ上で編集したり、 Google ドライブで作成したドキュメントを Office 形式のファイルに出力することも可能です。
なお、 Google ドライブの単品サービスは存在せず、 Google Workspace (旧 G Suite )の一機能として提供されています。誰でも利用できる「無料版 Gmail 」にも Google ドライブが備わっていますが、容量や機能など多くの面で制約があります。
そのため、ビジネスで Google ドライブを利用する場合は、有料サービスである Google Workspace (旧 G Suite )の導入がオススメです。ただし、 Google Workspace (旧 G Suite )のプランは多岐にわたり、それぞれ価格や特徴が異なるため、プランごとの違いを正しく理解して、自社に最適なものを選択することが大切です。
Google Workspace (旧 G Suite )については、記事の後半で詳しくご紹介します。
Google ドライブに関心のある方は以下の記事がオススメです。
Googleサービス「Google Workspace(旧G Suite)」の機能Googleドライブとは?便利な活用法6選!
One Drive とは?
One Drive とは、 Microsoft 社が提供するオンラインストレージサービスです。 Google ドライブと同様に、写真や動画など様々なデータファイルをオンライン上に保存でき、 PC やタブレット、スマートフォンなど、あらゆるデバイスからデータにアクセス可能です。
One Drive 単体でサービスを契約することも可能ですが、 Microsoft 365(旧 Office 365)の一機能として One Drive が提供されているプランもあります。そのため、組織全体の生産性を高めたい場合には、グループウェアとして利用できる Microsoft 365(旧 Office 365)が最適だと言えます。
One Drive では、オンラインストレージ上に保存したデータを簡単に他の人へ共有することができます。また、クラウド環境に保存することで端末故障によるデータ消失を防ぐことができ、バックアップ用途としても有効に活用できるサービスとなっています。
Dropbox とは?
Dropbox とは、 Dropbox 社が提供するオンラインストレージサービスです。 Google ドライブや One Drive と同じように、オンライン上でファイルの管理・共有を行うことができます。
Dropbox はオンライン上にデータを保存するため、仮に PC が故障した場合でもデータが失われることはありません。また、インターネットに接続していない状態でも「オフライン環境」で使用できる点も Dropbox の特徴の一つとなっています。
なお、 Dropbox には「 Dropbox Basic 」という個人向けのプランが用意されており、2 GB までの容量なら無料でオンラインストレージを使用できます。ただし、それ以上の容量が必要な場合には、有料の上位プランへ切り替える必要があります。
3つのオンラインストレージサービスを徹底徹較
本章では、次の5項目について各サービスを比較していきます。
- 料金・容量
- ファイル共有
- 検索性
- ファイル復元
- サポート
なお、今回はわかりやすく比較を行うため、各サービスにおけるビジネス向けの標準プランの内容を基にご説明します。
具体的なプランは以下の通りです。
- Google ドライブ: Google Workspace Business Standard
- One Drive : Microsoft 365 Business Standard
- Dropbox : Dropbox Standard
それでは、早速内容を見ていきましょう。
料金・容量
以下、各サービスの料金・容量を表にまとめます。
サービス | 月額料金(税別) | 保存容量 |
---|---|---|
Google ドライブ | 1,360円 | 2 TB ( 1 ユーザーあたり) |
One Drive | 1,360円 | 1 TB ( 1 ユーザーあたり) |
Dropbox | 1,500円 | 5 TB ( 1 ユーザーあたり) |
このように、料金が最も高いのは Dropbox ですが、容量は「 1 ユーザーあたり 5TB 」となっており、他の 2 サービスと比較して多くのファイルを保管できます。
ただし、 Google ドライブは Google Workspace Enterprise Standard や Google Workspace Enterprise Plus などの上位プランを選択すれば容量を増やすことができ、これらのプランでは「 1 ユーザーあたり 5 TB 」の容量が割り当てられます。
また、 Google ドライブや Dropbox は上位プランを選択すれば容量を増やすことができるため、自社の状況に応じて最適なプランを選択することが大切なポイントになります。
ファイル共有機能
以下、各サービスのファイル共有機能について表にまとめます。
項目 | Google ドライブ | One Drive | Dropbox |
---|---|---|---|
共有機能 | ○ | ○ | ○ |
Office ファイルの直接編集・共同編集 | ○ | ○ | ○ |
ファイルへのコメント・メンション | ○ | ○ | ○ |
共有権限の設定 | ・閲覧のみ ・閲覧とコメント ・編集とコメント |
・閲覧のみ ・編集とコメント |
・閲覧とコメント ・編集とコメント |
共有時のダウンロード禁止設定 | ○ | ○ | ○ |
共有リンクの有効期限設定 | ○ | ○ | ○ |
このように、ファイル共有機能に関しては大きな違いはなく、全てのサービスにおいて、基本的な共有機能が搭載されていると言えるでしょう。
検索性
以下、各サービスの検索性について表にまとめます。
項目 | Google ドライブ | One Drive | Dropbox |
---|---|---|---|
スキャン機能 | ○ | ○ | ○ |
全文検索 | ○ | ○ | ○ |
デスクトップ利用 | ○(ファイルストリーム) | ○(ファイルオンデマンド) | ○(スマートシンク) |
このように、検索性に関してはサービスごとの大きな違いはありません。各サービスで用意されている機能を使うことで、全てのサービスにおいてデスクトップ利用も可能となっています。
なお、デスクトップ利用というのは、オンラインストレージを PC のローカル環境に仮想的にマウントしてくれる機能です。これにより、オンラインストレージにアクセスしなくても、ローカル上のデータと同じようにファイルやフォルダを管理でき、実行した操作はオンラインストレージ上にも反映されます。
ファイル復元
以下、各サービスのファイル復元について表にまとめます。
サービス | ファイル復元の有効期間 |
---|---|
Google ドライブ | 25日 |
One Drive | 30日 |
Dropbox | 180日 |
このように、ファイル復元に関しては Dropbox に優位性があると言えます。 Google ドライブや One Drive では約1ヶ月間しかファイル復元ができませんが、 Dropbox であれば180日間もの期間、ファイル復元が有効になります。
サポート体制
以下、各サービスのサポート体制について表にまとめます。
項目 | Google ドライブ | One Drive | Dropbox |
---|---|---|---|
メールサポート | 24時間365日 | 24時間365日 | 24時間365日 |
電話サポート | 24時間365日 | 24時間365日 | 営業時間内(9時〜17時) |
このように、サポート体制に関しては Google ドライブと One Drive が安心だと言えます。メール・電話どちらのサポートも24時間365日対応しているため、トラブルが発生した場合でも落ち着いて対処できます。
オススメのオンラインストレージサービスの選び方
ここまで、代表的なオンラインストレージサービスについて、あらゆる観点から比較を行いました。どれも高性能なサービスですが、どのオンラインストレージを選ぶべきか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本章では、オススメのオンラインストレージサービスの選び方をご紹介します。
ビジネス利用なら Google ドライブか One Drive を選ぶべき
ビジネス利用という前提であれば、 Google ドライブか One Drive がオススメの選択肢になります。
Google ドライブと One Drive は、それぞれ Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365 というグループウェアの一機能として提供されており、オンラインストレージ以外にもスケジュール管理やビデオ会議など、様々な機能が搭載されています。
これらを活用することで自社の業務効率化を実現でき、組織の生産性向上に直結します。その一方、 Dropbox はあくまでオンラインストレージとしての役割しか持っておらず、その他の機能を使うことはできません。
ただし、グループウェアが不要であり、オンラインストレージ機能のみが必要な場合は、もちろん Dropbox も有効な選択肢になります。また、 Google Drive や One Drive には無料版も存在しますが、セキュリティやサポート面で不安が残るため、ビジネス利用が前提であれば有料版のサービスを選択すべきだと言えます。
Google ドライブと One Drive はどちらがオススメ?
Google ドライブと One Drive はともに高性能なオンラインストレージであり「どちらを選べば 100 % 正しい」ということはありません。
- 必要なストレージ量
- 業務効率化やリモートワークへの対応
- 自社のセキュリティ要件
など、自社の状況や実現したいことを踏まえて、最適なサービス・プランを選択してください。
場合によっては、 Google Workspace (旧 G Suite )や Microsoft 365 の最安値プランを契約し、それと Dropbox を組み合わせて使うような運用も考えられます。各サービスの違いや特徴を正しく理解し、最もコストパフォーマンスが高いものを慎重に検討することが大切です。
しかし、グループウェアをこれから導入する場合は Google Workspace (旧 G Suite )がオススメです。 Google ドライブ以外にも、スケジュール管理機能やビジネスチャット機能、ビデオ会議機能、シームレスなデータ共有など、自社の生産性向上に寄与する機能・特徴が多数存在します。
このように Google Workspace (旧 G Suite )は、あなたの会社やビジネスを推進する一助になるのではないか?と弊社トップゲートは考えています。
まとめ
本記事では、オンラインストレージサービスの中でも人気の高い Google ドライブ 、 One Drive 、 Dropbox の3つのサービスについて、それぞれの特徴や違いをわかりやすく解説しました。
どれも高性能なオンラインストレージであり、在宅勤務やテレワークが普及した現代においては重要なサービスだと言えます。それぞれ強みや特徴が異なるため、この記事を読み返して内容を理解しておきましょう。
なお、これからオンラインストレージの導入を検討するのであれば Google ドライブがオススメです。 Google ドライブは非常にセキュリティレベルの高いサービスであるため、安全な環境で自社のファイルを管理することができます。また、 Google Workspace (旧 G Suite )に搭載されている多彩な機能により、自社の業務効率化や生産性向上を実現できます。
そして、 Google Workspace (旧 G Suite )を契約するなら、ぜひトップゲート経由でのお申し込みをご検討ください。請求書払いや円建て運用はもちろんのこと、管理者負荷の軽減や導入後のフォローまで、全面的なサポートを受けることができます。
本記事を参考にして、ぜひ Google Workspace (旧 G Suite )の導入を検討してみてはいかがでしょうか?
弊社トップゲートでは、Google Workspace(旧G Suite)に関して、実績に裏付けられた技術力やさまざまな導入支援実績があります。あなたの状況に最適な利用方法の提案から運用のサポートまでのあなたに寄り添ったサポートを実現します!
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