アプリケーション、ソフトウェア、プログラムの違いと関係性をわかりやすく解説

アプリケーション、ソフトウェア、プログラムの違いと関係性をわかりやすく解説

スマートフォンが爆発的に普及した現代において、アプリケーションは必要不可欠なものとなっています。昨今、多種多様なアプリケーションが登場し、法人・個人を問わずにあらゆるシーンで活用されています。

アプリケーションと似た言葉としてソフトウェアやプログラムが挙げられますが、これらの違いを理解している方は少ないのでしょうか?本記事では、アプリケーション、ソフトウェア、プログラムのそれぞれの違いをわかりやすくご説明します。

アプリケーションとは?

概要

アプリケーションとは、英単語の application のことであり、本来は「適用」や「応用」などを意味する言葉です。ただし、日常的に使われているアプリケーションという単語は、アプリケーションソフトウェアを指すことが多くなっています。アプリケーションソフトウェアとは、特定の目的のために設計されたソフトウェアです。

種類

アプリケーションの種類は多岐にわたります。例えば、

などが挙げられます。昨今、スマートフォンの爆発的な普及により、これらのアプリケーションは身近な存在になりました。ほとんどの人が毎日何かしらのアプリケーションを使っていると言えるでしょう。

具体例

以下、具体的なアプリケーションの一例です。前項でご紹介した SNS アプリ、地図アプリ、ゲームアプリから代表的なものをピックアップしました。

Twitter や Google マップは言わずと知れたアプリケーションの代表例です。ゲームアプリの種類は多岐にわたりますが、2016年にリリースされたポケモン GO は大きな話題を呼び、社会現象にまでなりました。

ソフトウェアとは?

概要

ソフトウェアとは、コンピューターを動かすための仕組みであり、対比的な言葉としてはハードウェア(物理的な機械)が挙げられます。コンピューターやゲーム機などのマシンがハードウェアに該当し、これらを動かすための仕組みがソフトウェアというわけです。ソフトウェアを略して「ソフト」という名称が用いられる場合もあります。

種類

ソフトウェアを大きく分けると、「ソフトウェア OS 」と「アプリケーションソフトウェア」の2つに分類できます。ソフトウェア OS はハードウェアの動作を管理するためのものであり、アプリケーションソフトウェアはソフトウェア OS 上で動作し、主にユーザーが使用するものです。

具体例

ソフトウェア OS の具体例としては、 PC を動かすための

などが挙げられます。スマホ用の OS では Android や iOS が有名です。

また、アプリケーションソフトウェアの種類は多岐にわたり、

などが挙げられます。どれも特定の目的のために作られている点が大きな特徴であり、ビジネスシーンで利用される Word や Excel もアプリケーションソフトウェアの一種です。その他、データベースや動画編集ソフトなどもアプリケーションソフトウェアに含まれます。

プログラムとは?

概要

プログラムとは、アプリケーションを構築するためのベースとなるものです。そして、プログラムを構築することをプログラミングと呼び、主にプログラマーと呼ばれる人材がプログラミングを担当します。

種類

一般的には、プログラムの種類とはプログラミング言語の種類を意味しており、世の中には様々なプログラミング言語が存在します。アプリケーション構築に使われる、という意味ではどれも共通していますが、プログラミング言語の種類は数百にものぼり、求められるスキルもプログラミング言語ごとに変わります。

具体例

プログラム(プログラミング言語)の代表例としては、

などが挙げられます。プログラミング言語ごとに特徴は異なるため、自社の要件や実現したいことに合わせて、最適なものを選ぶことが大切です。

アプリケーション・ソフトウェア・プログラムの違いと関係性

ここまで、アプリケーション、ソフトウェア、プログラムの概要をご説明しました。前述の通り、これらは明確に異なるものですが、実際にはそれぞれが密接に関係しています。

まず、アプリケーションはソフトウェアに内包されている、と考えると理解しやすくなります。先程、ソフトウェアは「ソフトウェア OS 」と「アプリケーションソフトウェア」の2つに分けられる、とご説明しましたが、このアプリケーションソフトウェアはアプリケーションと同義です。つまり、アプリケーションはソフトウェアの一部であり、特定の目的を持って作られたソフトウェアのことをアプリケーションと呼んでいるのです。

次に、プログラムについて考えてみましょう。プログラムはコンピューターに指示を与えるものであり、すべてのアプリケーションはプログラムを基に構築されています。そのため、プログラムはアプリケーションを開発するためのベースになるものだと言えます。

上記を踏まえて、それぞれの違いを表にまとめます。

プログラム アプリケーション ソフトウェア
概要 アプリケーションを構築するもの ソフトウェアの一部 コンピューターを動かす仕組み
種類 プログラミング言語(数百種類) ・SNS アプリ
・ゲームアプリ
・地図アプリ
など多岐にわたる
・ソフトウェア OS
・アプリケーションソフトウェア
代表例 ・Java
・C 言語
・C ++ 言語
・Python
・PHP
・Twitter
・Google マップ
・ポケモン GO
・Windows OS
・mac OS
・Chrome OS
・iOS
・Android
・Word
・Excel

このように、アプリケーション・ソフトウェア・プログラムの3つは密接に繋がっています。それぞれの内容を理解して、混同しないように注意してください。

企業において、アプリケーション・ソフトウェア・プログラムはすべて重要なものですが、この中で一番大切なのがソフトウェアであると言えます。ソフトウェアはコンピューターを動かすための仕組みそのものであり、ソフトウェアの品質が自社の生産性を大きく左右するためです。

しかし、自社でプログラミングを行い、質の高いアプリケーションやソフトウェアを開発するのは容易ではありません。多くの場合、ソフトウェア開発は外部の開発会社へ委託するケースが一般的です。

発注する際に参考になる、具体的な会社選びの方法は以下の記事を参照にされてください。

失敗しないシステム/ソフトウェア開発会社の選び方!判断指標から判断基準まで一挙公開

まとめ

本記事では、アプリケーション、ソフトウェア、プログラムの違いや関係性をご説明しました。

これらは混同されがちな言葉ですが、実際にはそれぞれ異なるものであり、かつ、すべてが密接に関係しています。記事の内容を読み返して、正しく理解しておきましょう。

企業が生産性向上を実現する上では高品質なソフトウェアを用意する必要がありますが、自社だけでこれを構築するのは容易ではありません。そのため、外部の開発会社へ依頼し、自社の工数を削減しながらプロに任せるのがオススメです。

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