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【トップゲート主催】StudyJam Google Cloud Platform 無料ハンズオンラボの体験レポート
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StudyJamとは、正式名称「ML Study Jams」というGoogle Cloudが提供している無料の学習プログラムです。
今回は、ハンズオンラボを通じて実際に GCP に触れていただき、 「GCP とは何か?」さらには、「GCP の可能性」について、日本で20名しかいない GCP トレーナーの1人である弊社(株式会社トップゲート)の菊川正人が講師として解説をしました。
オフラインでの開催予定でしたが、新型コロナウイルスの対策としてオンライン開催に変更。それにも関わらず、60名弱の参加者さまにご参加いただけた本イベントをレポート形式で説明していきます!
次回以降も、このような無料イベントの開催が定期的にございますので、随時弊社Webサイトや弊社FBページ、弊社ツイッターをご確認いただけると幸いです。
イベントの構成は、GCPの概要の説明をして、実際に手を動かしてGCPへの理解を深めるといった流れです。最初にGCPの概要を理解しないと、サービスを使いこなすのは難しいので、ぜひ飛ばさずに読んでいただければ幸いです。
目次
主催会社・講師紹介
株式会社トップゲートは、 Google の技術をコアとした開発やコンサルティングを行う、 Google 技術者集団です。日本で最高と自負する高い技術力と実績と信頼をベースに、 Google の技術を活用したい企業をサポートしております。
実績としては、Googleから3年連続で表彰をいただいております。
開発のみならず、累計参加者4,100人以上のGCP認定トレーニングも行っております。
参考記事:株式会社トップゲート 、2019 Google Cloud Reseller Partner of the Year for Japan を受賞
開発事例の参考ページ:開発サポート企業さまインタビュー記事一覧
今回イベントの講師紹介は、弊社社員でGoogle認定トレーナーの「菊川正人」と弊社社員「松本実咲」です。菊川は、普段Googleのトレーニングコースをレクチャーしている講師の1人です。松本は、トップゲート入社後からGCP認定トレーニング部署にて働いております。
GCPの概要
Google Cloud Platform 通称GCPは、10億人以上の利用者を支えるクラウドインフラです。
Google が実際にサービス提供をしているのと、同じインフラストラクチャでアプリケーション、ウェブサイト、サービスを構築、導入、拡大することができます。
Googleはで地球上で最も高速でパワフルで高品質なクラウドインフラを構築してきましたので、安心してサービス利用することが可能。講師菊川が語るGCPの凄さは「スケーリング」とのこと。
それを象徴する印象的な出来事は、AKBの総選挙のライブ配信動画のトラフィック処理です。1秒間に23,000リクエスト(通称、23,000QPS)をダウンさせることなく、処理したのです。この量のトラフィック処理を、物理的なサーバー(オンプレミス)で対応しようとすると、とんでもない物理的なスペースが必要ですし、コストもそれなりに要します。尚且つ、オンプレミスだと、ピークタイムのリクエストに合わせてサーバーを準備した結果、そこまでリクエストを要しない時のコストが無駄になるといったことが生じることがあるので、適切な調整をすることが大変です。
一方でGCPの場合、平常時やピーク時に合わせて、GCP側が必要な分のサーバーの数を自動的に調整(スケールダウン、スケールアップ)してくれるので、そういった課題が発生しません。
あくまで一例ですが、このような利便性からオンプレミスからGCPをはじめとしたクラウドへ移行する会社が増えております。
GCPのサービス概要
クラウドサービスであるGCPでは、様々なサービスが用意されております。
大きく分類すると
・マネージメント
・コンピュート
・ストレージ
・ネットワーキング
・Data
・機械学習
・ランチャー
に分類できます。
今回は、その中でも人気のあるコンピュートの「Compute Engine」、機械学習の「BigQuery」の2つに絞って解説します。
Compute Engineについて
まずは上の「Compute Engineのイメージ図」をご覧いただけるとCompute Engineについての理解がしやすいと思います。
IaaSは、「Infrastructure as a Service」の略で「イアース」や「アイアース」と呼ばれます。こちらは、VM(仮想マシン)のスペックからアプリケーションのインストールまで全てをカスタマイズできるサービスです。
VM(仮想マシン)のスペックとは、コア数やメモリのことです。コア数は、CPUの殻の中に入っている中央処理ユニット(CPU、頭脳)の数のことで、数が多ければそれだけ性能が良いです。
メモリとは、処理するデータを一時的に保管しておくための場所です。
スペックの調整をし、サーバーをカスタマイズして、VPC(仮想的なネットワーク)につないでインターネットに公開するのを本イベントでも手を動かしながら体験をしました。
BigQueryについて
BigQueryとは、フルマネージドの分析データベースです。
ビックデータ時代になり、多くのデータを分析をして自社のサービスに利用する流れが強まっております。そのビックデータの分析をする時は、BigQueryが大活躍します。
BigQueryを使うことで96時間以上かかっていた分析が、30分かからなくなりました。
by ロイズ・バンキング・グループ デジタルアナリスト部部長 Gray Sanders
以上のような、驚異的なスピードで分析できる具体的なBigQuery特徴は、
・フルマネージドでオペレーション不要なデータウェアハウス
・ペタバイト・スケール高速
・クエリとストリーミング・インサート
・高い堅牢性と可用性
です。
通常の分析サービスであれば、ギガ程度であれば問題なく分析できますが、テラ規模になるとデータがなかなか返ってこないことが多いです。BigQueryは、さらにその上のペタバイト規模のデータも高速で分析して、解を返すことができます。
どのくらい高速でデータ処理ができるのは演習を通じて数値を挙げて後半で紹介しております。
利用料金の目安も1テラ500円程度とものすごくリーズナブルであるため、愛用者が多いサービスです。データ量が分析開始前にわかるので、事前に目安料金がわかり安心してサービス利用可能。
本イベント「ハンズオンラボ」の進め方
今回は、Qwiklabを活用します。Qwiklabとは、GCPを実際に使って演習(ハンズオン)する環境を提供するプラットフォームです。
レベル別の演習問題がありますので、自分のペースで学習することができます。目的別にクエストが用意されているのも嬉しいポイントの1つ。
Qwiklabの使うための手順
Qwiklabの使うためには、まず初めにアカウントの作成をする必要があります。
アカウントの作成が完了しましたら、Qwiklabにログインいただき、言語が初期設定で英語なので日本語に変更しましょう。
演習をするためには、クレジットというものが必要になりますので、クレジットを購入したりクエストをクリアしてクレジットを獲得してください。ちなみに、1クレジットの料金は1米ドルです。購入したクレジットの期限は、購入後6か月ですので期限切れにはご注意ください。
今回は、演習問題をクリアしてクレジットを獲得して進めてきました。
本イベントの流れ
①仮想マシン作成
②BigQueryで気象データを分析して別のデータとの相関性を分析
この流れで、演習をしてCompute EngineとBigQueryについての理解を深めました。
仮想マシン作成の演習
仮想マシン作成前にQwiklabを開始の際の注意点ですが、ご自身のアカウントではなく、Google Consoleを開くを押して、Qwiklabが発行したサイトに表示されているユーザー名とパスワードでサインインをして演習を進めてください。
このハンズオンラボでは、GCP Console と gcloud コマンドラインを使用して、さまざまなマシンタイプの仮想マシンインスタンスを作成する方法や、NGINXウェブサーバーを仮想マシンに接続する方法について学習する内容です。
・GCP Consoleを使用して仮想マシンの作成する。
・Webサーバーをデプロイして仮想マシンに接続する。
・gcloudコマンドラインで仮想マシンを作成する。
以上の内容を演習問題を見ながら進めていきます。最初に参加者が考えて操作をして、しばらく時間が経過したら講師がやり方の説明をしました。
演習問題でも入力するコマンドなどが記載をされているので、細かい知識がなくても全体像を理解しやすいと思います。
操作をしている中で不明な点やわからない点があったら、イベント限定のSlackで質問をするとトップゲートのサポートメンバーが返答をするので、不明な点をクリアにしながら進めるのでしっかりと理解の定着ができます。
BigQueryで気象データを分析して別のデータとの相関性を分析
このラボでは、BigQueryを使用して気象観測の履歴を分析し、気象データを他のデータセットと組み合わせて使用します。
このラボの内容は、以下です。
・BigQuery Consoleで、インタラクティブクエリを実行する
・複数のデータセットをマッシュアップする。
演習を通じて、データ分析のやり方とあるデータとデータの相関性を調べることをしました。
演習では、約3ギガのデータを処理しましたが、処理の要した時間は1.2秒という驚異のスピード。かかった金額も1円もしないので、とてもリーズナブルです。
BigQueryの外部に保存されたデータに対してクエリを実行するもできるため、データがBigQueryに格納されていない場合でも活用できます。データもバラエティに富んでいるため、さまざまな業種で活用されています。
お知らせ
本イベントは、実際に手を動かしながらGCPの凄さを体験いただきました。
弊社トップゲートでは、このようなイベントを定期開催をしておりますので、ぜひお見逃しなく弊社Webサイトや弊社FBページ、弊社ツイッターをご確認いただけると幸いです。
また、無料イベントのみならず、GCP導入の応援キャンペーンとして応援割引をしたりなど、ご覧いただいている方のビジネスを加速させるサポートをしております。
GCPやクラウド移行に関してお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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