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【2022年最新】Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)の機能から料金まで違いを徹底比較
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Google 社が提供するビジネスサービス「 Google Workspace (旧 G Suite )」と Microsoft 社の法人向けサービス「 Microsoft 365(旧 Office 365)」。
どちらもビジネス向けのアプリケーションを一括して利用できるサービスを提供していますが、それぞれ特徴は異なります。
本記事では、 Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)の違いについて、アプリの種類や料金を比較しながら、2022年版の最新情報をもとに解説します。
目次
Google Workspace (旧 G Suite )とは?
Google Workspace (旧 G Suite )とは、 Google が提供しているクラウド型のグループウェアサービスです。以前は「 G Suite 」という名前で親しまれていましたが、2020年10月に「 Google Workspace 」へ名称変更しました。
Google Workspace (旧 G Suite )には、
- メール
- カレンダー
- オンラインストレージ
- ビデオ会議
など、企業に必要な機能がすべて揃っており、組織の生産性を高めるための業務効率化ツールも数多く搭載されています。
また、 Google Workspace (旧 G Suite )では「 Google Apps Script 」と呼ばれる Google 独自のプログラミング環境が提供されています。この Google Apps Script を活用することで、自社の要件や実現したいことに合わせて自由なカスタマイズが可能になります。
なお、 Google Apps Script は Excel のマクロとよく似ていますが、マクロがローカル環境で動作するのに対して、 Google Apps Script はクラウド環境で動作する点が大きな特徴となっています。
Google Workspace (旧 G Suite )について詳しく知りたい方は以下の記事がオススメです。
Google Workspace (旧 G Suite )とは?基本機能や提供プラン、メリット、できることまで徹底解説!
Google Apps Script に関心のある方は以下の記事が参考になります。
業務効率化を実現!Google Apps Script の7つのメリットとは?できることや使い方まで徹底解説!
Google スプレッドシートと Excel のマクロの違いとは?活用シーンや使い方まで徹底解説!
Microsoft 365 (旧 Office 365)とは?
Microsoft 365(旧 Office 365)とは、 Microsoft が提供しているクラウド型のグループウェアサービスです。以前は「 Office 365」という名前で親しまれていましたが、2020年4月に「 Microsoft 365」へ名称変更しました。
Google Workspace (旧 G Suite )と同様、 Microsoft 365 (旧 Office 365)には多種多様な機能が搭載されており、メールやカレンダー、ビデオ会議など、企業に求められるものは一通り揃っています。
Microsoft 365(旧 Office 365)の大きな特徴としては、日本企業に馴染みの深い Office ソフトが備わっていることです。 Microsoft 365(旧 Office 365)では、これらがクラウド型で提供されており、使い慣れた Office ソフトを業務の中で活用できます。
また、 Microsoft 365(旧 Office 365)には台数制限が設けられており、
- パソコン
- タブレット
- スマートフォン
のそれぞれについて、合計5台までインストールしてサインインすることができます。
なお、前述した Google Workspace (旧 G Suite )はブラウザ利用を前提としているため、台数制限なく使うことが可能です。
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365 (旧 Office 365)の違い
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365 (旧 Office 365)はよく似たサービスですが、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
以下、各サービスにおける提供機能の違いを表にまとめます。
機能 | Google Workspace (旧 G Suite) | Microsoft 365 (旧 Office 365) |
---|---|---|
メール | Gmail | Outlook / Exchange Online |
チャット | Google チャット | Microsoft Teams |
ビデオ会議 | Google Meet | Microsoft Teams |
スケジュール管理 | Google カレンダー | Outlook / Microsoft Teams |
オンラインストレージ | Google ドライブ | Onedrive |
文書作成 | Google ドキュメント | Word |
表計算 | Google スプレッドシート | Excel |
スライド作成 | Google スライド | Powerpoint |
アンケート | Google フォーム | Microsoft Forms |
メモ | Google Keep | OneNote |
Web サイト | Google サイト | SharePoint |
監査 | Google Vault | Microsoft Purview |
管理画面 | Google 管理コンソール | Microsoft 365 管理センター |
このように、 Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)は、どちらも基本的なユーザー機能をすべて網羅しています。
ただし、 Google Workspace (旧 G Suite )は目的別にアプリケーションが用意されているのに対して、 Microsoft 365(旧 Office 365)は、1つのアプリが複数の役割を担っている、という違いがあります。
また、管理者目線では、両サービスとも監査機能や管理画面が同じように提供されており、アカウント追加や支払い管理、使用状況の確認などをコンソール上で一元的に行うことができます。
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365 (旧 Office 365)の料金比較
本章では、 Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)について、両サービスにおけるビジネスプランの料金と主要機能を比較します。
以下、それぞれの違いを表にまとめます。
Google Workspace (旧 G Suite) | Microsoft 365 (旧 Office 365) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
プラン名 | Starter | Standard | Plus | Basic | Standard | Premium |
月額料金※税別 | 680円 | 1,360円 | 2,040円 | 650円 | 1,360円 | 2,390円 |
利用人数 | 300名 | 300名 | 300名 | 300名 | 300名 | 300名 |
ビデオ会議の最大参加人数 | 100人 | 150人 | 250人 | 300人 | 300人 | 300人 |
クラウド容量 | 30 GB | 2 TB | 5 TB | 1 TB | 1 TB | 1 TB |
(参考: Google Workspace|料金、 Microsoft 365|一般法人向け|2022年6月時点)
それでは、項目ごとに比較していきましょう。
料金
どちらのサービスも Standard プランの月額料金は 1,360円となっており、まったく同じ金額です。安いプランや上位プランの料金は若干の差がありますが、そこまで大きな違いはないと言えるでしょう。
利用人数
利用人数はどちらも最大300名となっており、違いはありません。300名以上で利用したい場合は、エンタープライズ向けのプランを選択してください。
Google Workspace (旧 G Suite )のエンタープライズプランに関心のある方は以下の記事が参考になります。
Google Workspace Enterpriseの各プランを徹底解説!オススメなプランの選び方とは?
なお、 Microsoft 365(旧 Office 365)のエンタープライズプランについては Microsoft 公式ページをご参照ください。
ビデオ会議の最大参加人数
ビデオ会議の最大参加人数は、 Google Workspace (旧 G Suite )よりも Microsoft 365(旧 Office 365)に優位性があると言えます。
Google Workspace (旧 G Suite )は100名〜250名であるのに対して、 Microsoft 365(旧 Office 365)はプランを問わずに300名まで参加可能です。
また、両サービスともビデオ会議の録画・保存ができるため、
- 録画した動画ファイルを会議に参加できなかった人に共有する
- 勉強会の様子を録画して社内ポータルサイトなどにナレッジとして蓄積する
といった使い方が可能になります。
クラウド容量
クラウド容量は、 Google Workspace (旧 G Suite )の方が Microsoft 365(旧 Office 365)よりも優位性があると言えます。
Google Workspace Business Starter は30 GB となっていますが、 Standard 以上を選択すれば 2 TB 以上の容量がアカウントごとに付与されます。
セキュリティ
Google Workspace (旧 G Suite )では高品質なデータセンターや信頼性の高いネットワーク、データ通信の暗号化などを標準セキュリティとして提供しています。また、デバイスやアプリケーションなど、エンドポイント管理を行うことも可能となっています。
Microsoft 365(旧 Office 365)も同様に安全性の高いデータセンターでデータを冗長保管しています。また、通信やデータの暗号化に加えて「 ISO 27001 」や「 ISO 27017 」などの情報セキュリティに関する ISO 基準を満たしています。
このように、世界的な IT 企業である Google と Microsoft が提供するサービスだけあり、どちらもビジネスシーンでも安心して使える強固なセキュリティを誇っていると言えます。
管理
Google Workspace (旧 G Suite )の場合は Google 管理コンソール、Microsoft 365(旧 Office 365)の場合は Microsoft 365 管理センターという管理画面が用意されており、提供している機能に大きな差はありません。
しかし、 Microsoft 365(旧 Office 365)はアプリケーションが複数の役割を持っているため、管理者がユーザーの利用状況を可視化したり、アカウント権限を設定したりする際に運用が煩雑化するリスクがあります。
加えて、 Google Workspace (旧 G Suite )は 100% ブラウザ利用なのでインストールの手間や状況管理が不要ですが、 Microsoft 365(旧 Office 365)ではこれらの作業が発生してしまいます。
このように、管理の目線では Google Workspace (旧 G Suite )に優位性があると言えます。
ビジネス利用にはどちらのサービスがオススメ?
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)は、どちらも高性能なグループウェアですが、実際にどちらのサービスを選択すれば良いのでしょうか?
本章では、ビジネス利用においてどちらのサービスを選べば良いのか?という観点から、意識すべき重要なポイントを順番に解説します。
ツールの操作性
ツールの操作性では Google Workspace (旧 G Suite )に軍配が上がります。 Google サービスならではの洗練されたユーザーインターフェースにより、初心者でも扱いやすいですし、 AI によるサポートを受けることも可能です。
加えて、 Google Workspace (旧 G Suite )では全てのデータがクラウド環境に保存されるため、他人へファイルを共有したい場合でも簡単にリンクを発行できます。
その一方で、 Microsoft 365(旧 Office 365)でファイル共有や共同編集を行うためには、ファイルを OneDrive や SharePoint などのアプリケーションに保存する必要があるため、手間な作業が増えてしまいます。
サービス導入の容易さ
Google Workspace (旧 G Suite )を導入する場合、 Microsoft 365(旧 Office 365)のようにクライアントソフトのインストールや使い方の事前学習を行う必要はありません。
そのため、迅速にサービスを導入でき、その効果を早く享受できるというメリットがあります。ただし、社内で Office を使っている会社では、 Microsoft 365(旧 Office 365)の方がスムーズに導入できる場合もあります。
管理のしやすさ
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)は、どちらも管理者権限を持つアカウントが管理コンソールにアクセス可能です。そして、管理コンソールの画面からユーザー管理や支払い管理などを行うことができます。
ここで注意すべき点として、 Microsoft 365(旧 Office 365)は類似した機能が複数のアプリケーションに搭載されているため、どれを使えば良いのか迷うケースがあります。
しかし、 Google Workspace (旧 G Suite )は機能ごとに異なるアプリケーションが用意されているため、迷うことがなくなり、管理者の負荷軽減にも繋がります。
サービスの特徴
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)のどちらかを選ぶ場合、各サービスの特徴から比較検討することも有効な方法になります。
以下、両サービスのメリット・デメリットを表にまとめます。
サービス | メリット | デメリット |
---|---|---|
Google Workspace (旧 G Suite ) | ・インターネット環境があれば場所を問わずに利用できる ・ファイルのバージョン管理ができる ・複数人でファイルを同時編集できる |
・オフライン環境では利用できない |
Microsoft 365(旧 Office 365) | ・オフライン環境でも利用できる ・日本人が慣れ親しんでいる Office ソフトを使える |
・バージョン管理が難しい |
このように、 Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)には、それぞれ異なる特徴が存在します。上記で挙げたメリット・デメリットは業種や仕事内容によって感じ方が違うため、一概にどちらが正しいと断言することはできません。
ただし、 Google Workspace (旧 G Suite )はグローバルで圧倒的な利用者数を誇る Google 検索と同じテクノロジーを採用しており、メール検索やファイル検索などの作業を効率化できます。
また、最近では至るところにインターネット環境が整備されているため、オフラインで利用できない点が大きなデメリットになることは少ないと言えます。さらに 100% クラウドで提供されているからこそ、在宅勤務やテレワークなどの新しい働き方にも柔軟に対応できます。
これらの点を踏まえて、弊社トップゲートは Google Workspace (旧 G Suite )がオススメのサービスだと考えています。とはいえ、人によって価値観や置かれている状況は異なるため、あくまで一つの参考情報としてご覧いただければと思います。
まとめ
本記事では、 Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)の違いについて、アプリの種類や料金を比較しながら、2022年版の最新情報をもとに解説しました。
Google Workspace (旧 G Suite )と Microsoft 365(旧 Office 365)は「クラウド型のグループウェア」という点は共通しており、どちらも高性能なサービスであることは間違いありません。
ただし、サービスごとに料金や機能は異なるため、それぞれの違いを理解して、自社に合ったものを選択することが大切です。また、同じサービスでもプランごとに特徴があるので、慎重に検討してください。
もし、これからグループウェア導入を検討されるのであれば、 Google Workspace (旧 G Suite )がオススメです。
Google Workspace (旧 G Suite )はインターネット環境さえあれば場所を問わずに利用できるため、在宅勤務やテレワークなど様々な働き方に柔軟に対応できます。また、複数人でファイルを同時編集でき、遠隔での共同作業を効率化することが可能です。
そして、 Google Workspace (旧 G Suite )を契約するなら、ぜひトップゲート経由でのお申し込みをご検討ください。
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- 請求書払いができる
- 円建てで運用できる
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本記事を参考にして、ぜひ Google Workspace (旧 G Suite )の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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