ホーム
お役立ち
Google Service
Google Workspace と Notion の機能から料金まで違いを徹底比較！

Google Workspace と Notion の機能から料金まで違いを徹底比較！

Google Workspace
Notion
グループウェア

公開年月日: 2023.08.11

更新年月日: 2025.12.19

Google Workspace と Notion の機能から料金まで違いを徹底比較！

Google 社が提供するグループウェア「 Google Workspace （旧 G Suite ）」と Notion Labs Inc が提供するメモアプリケーションサービス「 Notion 」。どちらもビジネス向けの機能を提供している点は共通していますが、それぞれ特徴は異なります。

本記事では、 Google Workspace と Notion の違いについて、概要や料金プラン、機能など、あらゆる観点からわかりやすく比較します。

Google Workspace とは？

Google Workspace は Google が提供しているクラウド型のグループウェアサービスです。以前は「 G Suite 」という名前で親しまれていましたが、2020年10月に「 Google Workspace 」へ名称変更しました。

Google Workspace には、

メール
カレンダー
オンラインストレージ
ビデオ会議

など、企業に必要な機能がすべて揃っています。また、組織の生産性を高めるための業務効率化ツールが内包されている点も Google Workspace の大きな特徴です。

Google Workspace は契約しているライセンス数に応じて、毎月決められた金額を支払う料金体系となっています。様々なプランが存在し、それぞれ料金や機能が異なるため、自社に最適なプランを選択することが大切です。

Notion とは？

Notionは、サンフランシスコに拠点を置くNotion Labs, Inc.によって開発された、ドキュメント作成やタスク管理など様々な情報を一元管理できるクラウド型のアプリケーションサービスです。

Google Workspace 同様に多くの機能を搭載しており、

メモ作成
ドキュメント作成・共有
To do 管理
スケジュール管理

など、様々なものが挙げられます。 Notion では「 Page 」と呼ばれるシートを作成し、この Page をメモやドキュメントなどの目的に応じて編集して使用します。そして、 Page を階層化して、複数階層を作ることも可能です。

Notion を活用することで、チーム間のコミュニケーションを円滑にしたり、組織内の情報共有を効率化したりなど、様々なメリットを享受できます。生産性向上を実現したい企業にとって、 Notion は有効なツールの一つであると言えるでしょう。

Google WorkspaceとNotionの料金プラン

Google Workspace と Notion は、どちらも利用規模や用途に応じた複数の料金プランを提供しています。

Google Workspace の料金プラン

Google Workspace には、中小企業向けから大企業向けまで、様々なニーズに対応するプランが用意されています。プランごとに、利用できる機能、ストレージ容量、セキュリティや管理機能が異なります。

組織の規模や求めるセキュリティレベルに応じて、最適なプランを選択することが重要です。

Google Workspace のプランや価格、機能の詳細についてはこちらからご確認ください。

Notion の料金プラン

Notion には、個人で始められる無料プランと、チームや企業向けの高度な機能を備えた複数の有料プランがあります。利用人数や共同編集の頻度、セキュリティ要件などに応じて選択できます。

最新の料金や各プランの機能詳細については、Notion の公式サイトをご確認ください。

Google Workspace と Notion の思想と得意領域の比較

Google Workspace と Notion は、どちらもビジネスの生産性を高めるツールですが、その中心的な思想と得意領域が異なります。

Google Workspace：組織のコミュニケーション基盤となる「グループウェア」

Google Workspace は、Gmail 、Google カレンダー、Google ドライブ、Google Meetなど、ビジネスに必須のツール群を統合したサービスです。個々のツールがシームレスに連携し、組織全体のコミュニケーションとコラボレーションを円滑にすることを目的としています。全社員が利用する統一された情報インフラとしての役割を担います。

Notion：オールインワンの柔軟な「ワークスペース」

一方の Notion は、ドキュメント、データベース、タスクリストなどを自由に組み合わせ、チームやプロジェクトに最適化された情報管理の仕組みを構築できるツールです。議事録、プロジェクト管理、社内Wikiなど、用途に応じて柔軟に形を変えることができるナレッジベースとしての側面が強いのが特徴です。

どのような場合にどちらを選ぶべきか？

どちらのツールも非常に優れていますが、導入目的によって最適な選択は異なります。

組織全体のコミュニケーション基盤を統一したいなら Google Workspace

全従業員に共通のメール、カレンダー、ビデオ会議、ファイル共有の環境を提供し、強固なセキュリティと管理機能の下で一元管理したい場合は、Google Workspace が第一の選択肢となります。IT 管理者の負担を軽減しつつ、組織全体の生産性向上を図ることができます。

チームやプロジェクト単位で情報とタスクを柔軟に管理したいなら Notion

特定のチームやプロジェクトで、情報やナレッジを集約し、タスク管理のワークフローを自由に構築したい場合には、Notion がその強みを発揮します。

このように、全社的な「コミュニケーション基盤」を求めるのか、チーム単位の「ワークスペース」を求めるのか、という視点で検討することが、自社に合ったツールを選ぶ鍵となります。

では、特に組織基盤としてGoogle Workspaceを選んだ場合、企業は具体的にどのような恩恵を受けられるのでしょうか。ここでは、その代表的なメリットを3つの観点からご紹介します。

Google Workspace を導入するメリット

運用の手間がかからない

Google Workspace は 100% クラウドで提供されているため、自社でサーバーなどのインフラを用意する必要がありません。また、アップデートも自動的に行われるため、管理者の負荷を軽減できます。

さらに、 Google Workspace には管理コンソールが搭載されており、ユーザーごとの各種設定や機能制限などを管理コンソール上で一元的に行うことが可能です。このように、手間をかけずにサービスを運用できる点は Google Workspace の大きなメリットだと言えるでしょう。

あらゆる機能がオールインワンで提供されている

前述した通り、 Google Workspace には様々な機能が備わっています。メールやカレンダー、オンラインストレージ、チャット、ビデオ会議など、企業に必要なあらゆるソリューションが搭載されており、 Google Workspace だけですべてが完結します。

そして、これらの機能は Google Workspace に標準搭載されているため、追加料金が発生することはなく、ライセンス料金の中にすべてが含まれています。機能ごとに別々のソリューションを導入した場合、トータルコストは跳ね上がってしまいますが、 Google Workspace であれば費用を抑えることができます。

セキュリティレベルが高い

Google Workspace の大きなメリットとして、セキュリティレベルが高い点が挙げられます。 Google のデータセンターはとても高い堅牢性を誇り、ネットワークに関しても24時間365日体制で Google がサービスを監視・保守しています。

さらに、 Google Workspace で取り扱われるデータは、ディスク上での暗号化はもちろん、バックアップやメディアへの保存時、インターネット上やデータセンター間での移動時にも暗号化されます。加えて、 Google は独自のファイバーケーブルや海底ケーブルを整備しており、データセンター間における通信ネットワークの安全性を確保するとともに、レイテンシを最小限に抑えています。

IT ツールをビジネスシーンで利用する上で、安全性はとても大切なポイントになりますが、 Google Workspace であれば、安心して実業務で使用できます。