- ホーム
- お役立ち
- Google Service
- Google Cloudを社内稟議で通す5つのコツ!クラウド導入に向けて説得すべきポイントとは?
Google Cloudを社内稟議で通す5つのコツ!クラウド導入に向けて説得すべきポイントとは?
- Cloud
- クラウド導入
- セキュリティ
- 社内稟議

現場や部署では、Google Cloudの導入を決心したものの、社内稟議や関係者の説得に苦労されている方も多いのではないでしょうか?いかに優れたサービスであっても、社内の決裁者に同意を得られなければ、導入に踏み切ることはできません。
Google Cloudの社内稟議を通すためにはコツが存在します。ポイントを抑えることで、社内関係者からの賛同を得やすくなり、サービス導入を速やかに進めることができます。
本記事では、一般的なGoogle Cloudに対する懸念事項、社内稟議を通すコツ、関係者に対して説得すべきポイントなど、わかりやすく具体的に解説します。ぜひ、最後までご覧ください。
Google Cloudに対する懸念事項
本章では、Google Cloudに対して、多くの方が抱く懸念点をご紹介します。まずは一般的な懸念事項を理解することで、社内を説得する際に重要となるポイントを把握することができ、対策を取りやすくなります。
従量課金による予算超過リスク
Google Cloudをはじめとしたパブリッククラウドサービスは、一般的に従量課金の料金体系を採用しています。そのため、毎月の利用料金が変動することに加えて、利用状況によっては、想定以上のコストが発生するのでは?という懸念が生まれ、予算確保の側面から二の足を踏んでしまうケースも少なくありません。
外貨請求による為替リスク
Google Cloudはアメリカ発のサービスであることから、利用料金の請求は米ドルで行われます。そのため、為替変動で請求金額が変わるリスクを指摘されることもあると思います。特に予算に対する考え方が厳しい会社においては、想定外の為替変動で予算超過してしまう可能性は、見逃すことのできないポイントと言えるでしょう。
セキュリティリスク
オンプレミス運用で自社内の設備にデータを保管している企業においては、社外(クラウド)へのデータ保管に対して、漠然としたセキュリティリスクを感じている方もいらっしゃいます。Google Cloudに限った話ではなく、クラウドそのものに対する不信感から、クラウドサービスの導入に踏み切れない企業は数多く存在します。
導入後サポートの日本語対応不可
Google自体が外資系IT企業のため、Google Cloud導入後のサポートは日本語対応不可と考えている方は多いです。「導入後に日本語サポートを受けられないのは不安」という理由から、Google Cloudの導入に後ろ向きになってしまうケースは少なくありません。
社内稟議を通すコツ
従量課金のメリットをアピール
従量課金の料金体系は予算超過リスクを含みますが、少し考え方を変えると、使用量に応じて料金が変動するフレキシブルな側面こそが、Google Cloudの魅力でもあると言えます。
利用状況および利用金額は常時確認ができるため、データを見ながら月々の利用料金を調整することができます。オンプレミスで運用する場合、このような柔軟な対応は難しいため、Google Cloudの従量課金はメリットとデメリットを併せ持っている点を社内に伝える必要があります。
円建て運用が可能な点をアピール
外貨請求による為替リスクについては、パートナー企業と契約することで解決します。Google Cloudの利用料金が外貨請求になるのは、Googleと直接契約したときの話であり、パートナー経由でGoogle Cloudを契約すれば、円建てでの運用が可能になります。
そのため、パートナーを介してGoogle Cloudの契約を進めることで、為替リスクを考慮することなくサービスを利用できる点は、明確に関係者に伝えておくべきポイントです。
Google Cloudのセキュリティの堅牢性をアピール
Google Cloudは第三者認証取得のハイレベルなセキュリティを備えており、「SSAE16 / ISAE 3402 Type II:SOC 2/SOC 3」「ISO 27001・FISMA Moderate」「PCI DSS v3.0」など、多くの年次監査を受けているため、安心して実業務に利用することができます。
加えて、Googleでは、全世界で24時間365日、800人以上のセキュリティーエンジニアが常にサービスを監視しており、セキュリティの専門家がネットワーク上の不審な動作や情報セキュリティ上の脅威への対処を日常的に実施しています。そのため、限りなく安全な環境でGoogle Cloudが運用されている点は、社内への説得時に忘れずに伝えておきましょう。
日本語対応可能な点をアピール
Google Cloudのサポートは不安視されるポイントですが、実は日本語でのサポートにも対応しています。また、パートナー経由で導入すれば、Google Cloudの基本的な問い合わせはもちろん、運用面も含めた手厚いサポートを受けることができます。日本語サポートが可能である点は、社内関係者に明確に伝えておきましょう。
パートナーに説得させる
上記のように、Google Cloudに対して一般的に抱かれるネガティブ要素は、すべて事実に基づいて説得することが可能です。しかし、社内の人間同士での会話となるため、場合によっては説得力に欠けることもありますし、突っ込んだ質問が出たときにすべてを答えることはできません。
そこで、Google Cloudのパートナー企業を味方に付けて、パートナー企業の担当者から直接説得させる方法がオススメです。Google Cloudを取り扱うパートナー企業は、クラウドを扱うスペシャリストです。
オンプレミスからクラウドへの移行に対して数多くの知見を保有しており、過去の商談過程においても、不安を感じている企業担当者を説得してきた経験も豊富です。そのため、まずはパートナー企業へコンタクトを取り、パートナー企業の担当者と連携しながら、Google Cloud導入に向けた社内説得の方法を検討していくと良いでしょう。
信頼できるパートナー企業の探し方
過去の実績
過去の実績は、重要な判断材料になります。まだ一つも実績がないような会社には、怖くて依頼しにくいですよね?そのため、過去の実績をHP上で公開している会社を選ぶようにしましょう。
高い技術力
パートナー企業を選ぶ上で、技術力は欠かせない要素になります。技術力を持っていない会社は、複雑な要件に対して満額回答を出すことはできません。
技術力の有無は、各領域における専門資格の保有者数などで判断することができます。資格保有に関しては、企業HP上で公開している会社が多いので、必ず目を通してください。
リーズナブルな価格設定
企業が新しいサービスを導入する上で、価格設定はとても大切な要素です。Google Cloudのパートナー企業は数多く存在するため、少しでも安価にサービスを利用できるパートナーを探しましょう。
仮に料金差が1%の違いだったとしても、Google Cloudは従量課金のサービスのため、使えば使うほど利用料金の差額は大きくなります。複数の会社を比較検討して、最もお得に利用できるパートナーを選ぶことが大切です。
導入後のサポート体制
新サービスの導入時に考慮しなければならないのが、導入後のサポート体制です。せっかく素晴らしいサービスを導入したところで、サポートが弱ければ十分に活用しきれない場合もあります。
Google Cloudを効率的かつ安心して運用していくためにも、導入後のサポートが充実しているパートナー企業を探してください。
まとめ
本記事では、Google Cloudの社内稟議を通すコツとクラウド導入に向けて説得すべきポイントをご紹介しました。具体的にイメージいただけましたでしょうか?
一般的にGoogle Cloudをはじめとしたクラウドサービスは、ネガティブな印象を持たれることが多いです。しかしその反面、クラウドサービスの特性がメリットとして働く面も多いため、社内稟議や関係者の説得時には、客観的な事実に基づき、Google Cloudの魅力を社内に伝えていきましょう。
とはいえ、一人で多くの関係者を説得するのは骨が折れると思いますので、パートナー企業をうまく活用することをオススメします。Google Cloudのプロと連携しながら、最適なストーリーを検討し、社内説得に向けて万全な準備を進めることができます。
G-genは、Google Cloud のプレミアパートナーとして Google Cloud / Google Workspace の請求代行、システム構築から運用、生成 AI の導入に至るまで、企業のより良いクラウド活用に向けて伴走支援いたします。
初めてGoogle Cloudを導入する方におすすめの記事
Google Cloudへの移行方法と手順をご紹介!移行を考える際に知っておくべきこと
クラウド移行の王道はLift & Shift!概念からGCP における3つのやり方をご紹介
無料でここまでできる!GCPの無料枠を使いこなして、ランニングコストを最適化しよう!
Contactお問い合わせ

Google Cloud / Google Workspace導入に関するお問い合わせ