4つの法人向けオンラインストレージサービスを比較!選ぶポイントも解説

4つの法人向けオンラインストレージサービスを比較!選ぶポイントも解説

インターネット上で管理できるデータ保存領域「オンラインストレージ」。

多様な法人向けオンラインストレージサービスがあるため、どのサービスを使うべきか迷いますよね。サービスによって特徴が異なるので、比較せずに契約してしまうのは危険です。

そこでこの記事では、法人向けオンラインストレージの特徴や選ぶポイント、主要サービス「Googleドライブ」、「Dropbox」、「box」、「OneDrive」、の比較を徹底解説します。また、おすすめの法人向けオンラインストレージも載せています。

企業に合ったオンラインストレージサービスが分かりますので、ぜひ参考にしてください。

オンラインストレージとは

オンラインストレージとは、インターネット上で管理できるデータ保存領域で、クラウドストレージとも呼ばれています。

オンラインストレージの特徴は、オンライン上でデータの管理が行えることです。インターネット環境があれば、データのバックアップ・引き出し・閲覧がいつでも可能です。

また、パソコンのみならずスマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応しているサービスもあります。状況に応じて利用可能容量を増し、容量不足を避けることができます。またクラウドでデータ管理をしているので、複数名での同時編集に最適です。

法人向け・個人向けオンラインストレージの違い

オンラインストレージには、法人向けと個人向けのサービスがあります。

個人向けオンラインストレージの特徴は、コストが安いことです。ただし、保存可能容量やアップロード容量が少量であるため、用途が限られてしまいす。

一方、法人向けオンラインストレージは、利便性に加えて「保存可能容量」を増やすことができたり、「セキュリティ対策」を強化できたりと、ビジネス向きの仕様となっています。

このことから、複数のユーザーが利用するビジネスでは、容量が大きくセキュリティが管理されている「法人向け」のオンラインストレージがおすすめです。

法人向けオンラインストレージ選びのポイント5つ

現在では、様々な法人向けオンラインストレージがあるため、どのサービスを利用すべきか迷いますよね。そこで以下では、法人向けオンラインストレージを選ぶポイント5つを解説していきます。

【サービスを選ぶポイント5つ】

  1. データ容量
  2. セキュリティ
  3. デバイス
  4. サポート体制
  5. 無料プランの有無

以下で詳しく説明していきます。

①データ容量

企業によって必要とするデータ容量は異なるため、どれくらいのデータ容量を必要とするのかを計算し、自社に合ったサービスやプランを選択するようにしましょう。

たとえば、数枚の見積書を保存する場合と、長時間の動画を保存する場合とでは、使用するデータ容量が大きく異なります。大量のデータを保存するなら、大容量のストレージが必要です。

サービス会社によっては、ストレージ容量を増減することが可能です。そのため、容量を変更するまでの期間や手続きの流れ、変更後の利用料金の見積もりなども事前に行っておくと良いでしょう。

②セキュリティ

情報をインターネット上で保管するとなると、ハッキングや災害によるデータの損失・盗聴・改ざんのリスクが心配になりますよね。

そのため、法人向けのオンラインストレージを選ぶ時は、セキュリティ対策について事前に確認する必要があります。

法人向けのオンラインストレージには様々なプランがあり、プランによってセキュリティ対策は異なります。金額が高額であるほど、セキュリティ対策が強化されている傾向にあります。

③対応機器

法人向けオンラインストレージは、基本的にマルチデバイスに対応しています。しかし、中には最新のOSが必要とされるケースもあるので注意が必要です。

対応していないOSやデバイスの場合、オンラインストレージを利用できない可能性があります。そのため、契約前にはサービスの対応機器を確認しておくことをおすすめします。

※OSとはオペレーティングシステムの略称で、コンピューターやスマートフォンを動かすためのソフトウェアを指します。

④サポート体制

サポート体制には、メール・お問い合わせフォーム・電話・対面があり、サービス会社とプランによって対応は異なります。

もしオンラインストレージの操作に不安がある方は、サポートの手厚い電話や対面のサービスを選ぶと良いでしょう。

また、オンラインストレージを提供するサービス企業は、国内企業だけでなく外資系企業もあります。サポートの言語が「母国語」かどうかも確認しておくと安心です。

⑤無料プランの有無

オンラインストレージサービスには、無料で利用できるプランがあります。気になるサービスで無料プランがあれば、契約前にお試しで利用してみるのもおすすめです。

無料プランは法人向けプランと比べると、セキュリティや利用可能容量などは限定されます。ただし、無料プランなら有料プランやお試しプランとは異なり、無期限で利用できます。さらに、無料プランから法人向けの有償プランへの変更はいつでも可能なので、契約したいタイミングで乗り換えることができます。

法人向けオンラインストレージの主要サービス4社を比較

ここからは、主要な法人向けオンラインストレージサービスを徹底比較します。ご紹介するオンラインストレージサービスは、以下の4つです。

  1. Googleドライブ
  2. Dropbox Business
  3. box Business
  4. OneDrive for Business

上記4つのサービスは、基本的にマルチデバイスでアクセスできます。つまり、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレッドから、いつでもどこでも利用可能です。ただし、対応デバイスや端末が指定されているサービスもあるため、契約前に事前に確認しておくことをおすすめします。

それでは、サービス情報を詳しく見ていきましょう。

①Googleドライブ

1.Googleドライブ

(出展:G Suite by Google Cloud)

「Googleドライブ」は、Googleが提供するビジネス向けのグループウェアサービス「G Suite」に含まれる、オンラインストレージサービスです。Googleドライブの特徴は、一人当たり680円(税抜)~と低コストなことです。

また、G Suiteを契約をするとGoogleドライブの他に、Googleの多様なサービスを利用できるようになります。たとえば、「Googleドキュメント(文章作成ツール)」「Googleスプレッドシート(表計算ツール)」「カレンダー」「Google Meet(会議ツール)」などです。

法人向けプランの「Business」と「Enterprise」では、データ容量は無制限に利用できます。企業規模でプランが分かれているので、企業に合ったプランを導入できるのがメリットです。

セキュリティの機能

法人向けプラン

プラン データ容量 料金(1ユーザー・月相当・税抜) 無料お試し サポート体制
Standard 30GB 680円 14日間
Business 無制限※ 1,360円 14日間
Enterprise 無制限※ 3,000円 14日間

(参考:G Suite|料金

※BusinessとEnterpriseにおけるデータ容量は、5ユーザー未満の場合一人当たりの上限が1TBに変更されます。

※導入検討の際は、弊社トップゲートへご相談いただけますと「無料お試し期間」は30日間に延長されます。

②Dropbox Business

2.Dropbox business

(出典:Dropbox Business

「Dropbox Business」は世界的にもユーザー数が多い、ビジネス向けのオンラインストレージサービスです。特徴は、動画や高画質画像のような大きなデータを、保管・共有できるほどのデータ容量があることです。

パソコンだけでなく、スマートフォンなどのマルチデバイスにも対応しています。全てのプランに電話・優先チャット・メールサポートが適用されているので、手厚いサポートを重視したい企業にもおすすめです。

セキュリティの機能

法人向けプラン

データ容量 料金(1ユーザー・月相当・税抜) 無料お試し サポート体制
Standard 5TB 1,250円 30日間
Advanced 必要に応じて容量追加 2,000円 30日間
Enterprise 必要に応じて容量追加 問い合わせ 問い合わせ

(参考:Dropbox Business|料金プラン

③box

Box Business

(出典:Box)

世界の大手企業がboxを導入しており、その数は66,000社以上にのぼります。boxが人気な理由には、1,500以上ものアプリケーションと統合できる利便性の高さや、高度なセキュリティ対策が挙げられます。

セキュリティ面に関しては次で詳しくご紹介しますが、アクセス権限やユーザー認証などの制御機能を駆使し、コンテンツが厳重に保護されています。そのため、boxはセキュリティ対策を重要視したい企業におすすめです。

セキュリティの機能

法人向けプラン

データ容量 料金(1ユーザー・月相当・税抜) 無料お試し サポート体制
Starter 100GB 550円 14日間
Business 無制限 1,800円 14日間
Business Plus 無制限 3,000円 14日間
Enterprise 無制限 4,200円 14日間

(参考:Box Business|料金プラン

※高額プランであるほどセキュリティ対策が強化されています。

④OneDrive for Business

4.Onedrive for Business

(出典:Microsoft365|OneDrive

Microsoft社が提供するビジネス向けのオンラインストレージサービス「OneDrive for Business」。特徴は、ExcelやPowerPointなどのMicrosoft製品との連携を円滑に行えることです。Microdoft社のサービスを利用している企業で、チーム内外で共有や共同編集などを行う企業に向いています。

また、他のサービスと比べても1ユーザーあたりの料金が低いため、導入コストを安く抑えることができます。

セキュリティの機能

法人向けプラン

データ容量 料金(1ユーザー・月相当・税抜) 無料お試し サポート体制
OneDrive for Business (Plan 1) 1TB 540円
OneDrive for Business (Plan 2) 無制限 1,090円
Microsoft 365 Business Basic 1TB 540円
Microsoft 365 Business Standard 無制限 1,360円 1ヶ月

(参考:Microsoft365|一般法人向けプラン

選択に迷ったら、顧客満足度の高い「Googleドライブ」がおすすめ

法人向けオンラインストレージサービスの選択に迷ったら、顧客満足度の高い「Googleドライブ」の利用がおすすめです。

Googleが公表している「ユーザー満足度」によると、今回ご紹介した4社のうち、Googleドライブが最も高い満足度となっているのです。

5GoogleDriveの顧客満足度

(出典:Googleドライブ

顧客満足度のほかにも、Googleドライブをおすすめする理由は様々あります。

Googleドライブなら、Google製品である「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」とスムーズな連携が可能です。また、パソコンやタブレット、スマートフォンなどのマルチデバイスにも対応しているため、生産性が高まります。

このほか、Google社の安全で信頼性の高いセキュリティがGoogleドライブに適用されており、ビジネスでも安心して利用することができます。重要な情報を保管したい企業や、生産性を高めたい企業などにぜひおすすめです。

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