Cloud SDK のインストールについて

Cloud SDK のインストールについて

はじめまして、新卒のとのさんです。今日はGoogle Cloud を使う上で必須のツールである
Cloud SDK のインストールの方法とその流れについてご紹介します。

Cloud SDK とは?

Google Cloud のプロダクトとサービスをコマンドラインから直接操作するためのツールとライブラリです。
要するにGoogle Cloud を扱うための必須ツールです。
公式ドキュメントはこちら
今回は「対話型インストール」という方法の流れを解説します。

前提条件

動作環境としては、”macOS Catalina”で実行しました。Shell は”zsh”です。

早速やってみる

Python のバージョンを確認

Cloud SDK には Python(3.5~3.7,2.7.9以降)が必要です。
以下のコマンドで Python のバージョンを確認します。

$ python -V

以下のような結果がでない場合は別途インストールを行ってください。

Python 2.7.16

Cloud SDK のダウンロードとインストール

以下のコマンドでダウンロードとインストールを実行します。

$ curl https://sdk.cloud.google.com | bash

インストール中は全て y とEnter キーを押していけば問題ありません。

profile が正しく変更されているか確認します。(お使いの OS によってプロファイル名が代わりますので注意してください。)

$ cat .zshrc

下記の内容が記述されていることを確認してください。”oooo”にはユーザー名が入ります。

# The next line updates PATH for the Google Cloud SDK.
if [ -f '/Users/oooo/google-cloud-sdk/path.zsh.inc' ]; then .
'/Users/oooo/google-cloud-sdk/path.zsh.inc'; fi
# The next line enables shell command completion for gcloud.
if [ -f '/Users/oooo/google-cloud-sdk/completion.zsh.inc' ]; then .
'/Users/oooo/google-cloud-sdk/completion.zsh.inc'; fi

シェルを再起動

以下のコマンドでシェルを再起動します。またはターミナルを再起動しても構いません。

$ exec -l $SHELL

コマンドが有効化されているかを確認

以下のコマンドでパスが通っているかを確認します。(ここは飛ばしても構いません。)

$ which gcloud

ディレクトリが表示されればパスは通っています。

/Users/oooo/google-cloud-sdk/bin/gcloud

コマンドが有効化されているかを下記のコマンドで確認します。

$ gcloud version

バージョン番号が表示されればインストールは成功しています。

Google Cloud SDK 349.0.0
bq 2.0.70
core 2021.07.19
gsutil 4.65

以上が Cloud SDK のインストールの手順です。

ユーザーアカウントの承認

インストール後、アカウントに紐付けなければ利用できないのでこちらの流れもご紹介します。
以下のコマンドで Google Cloud にアクセスすることを承認します。

$ gcloud auth login

ウェブブラウザが開くので Google アカウントで承認します。

altタグ代替えテキスト

許可ボタンを押し、「You are now authenticated with the Google Cloud SDK!」と書いているページに飛んだことを確認しコンソールへ戻ります。
下記の内容が記述されていることを確認してください。”oooo”にはユーザー名が入ります。

You are now logged in as [oooo].
Your current project is False. You can change this setting by running:
$ gcloud config set project PROJECT_ID

*以下のコマンドはプロジェクトをセットする場合入力します。

$ gcloud config set project PROJECT_ID

アカウントと紐付いてるかを下記のコマンドで確認します。

$ gcloud config list

下記の内容が表示されれば承認は成功しアカウントと紐付いています。

[compute]
zone = asia-northeast1-a
[core]
account = oooo
disable_usage_reporting = False
project = xxxx
Your active configuration is: [default]

おわりに

今回は私が一番シンプルだと思う Cloud SDK のインストールと承認の手順の解説を行いました。
他にもインストール方法がいくつかあるので公式ドキュメントを参考にインストールしてみてください。

執筆者:とのさん



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